EMC、フラッシュ ストレージ向けに VNX を刷新

ジョン・ラス | 2013 年 9 月 5 日

EMCは本日、ミッドレンジ ストレージのVNXシリーズの新製品を発表しました。 （写真：EMC）

EMC は、ミッドレンジ ストレージの EMC VNX シリーズにおけるテクノロジーの進歩、EMC VSPEX の新機能、および新しい Software-Defined Storage プラットフォームの今後の一般提供を発表しました。 EMCはまた、市販のデータセンター向けの完全なWebスケールストレージインフラストラクチャである「Project Nile」のプレビューも行った。

EMCの社長兼最高執行責任者（COO）のデビッド・ゴールデン氏は、「顧客は現在のデータセンター・インフラストラクチャのパフォーマンスと効率の向上を求めていると同時に、次世代のモバイルおよびWebアプリケーション向けに新しいアーキテクチャを導入している。」と述べた。 Intel マルチコア、仮想化、フラッシュなどの破壊的テクノロジーに対応するため、EMC は、IT 部門の変革を支援するために必要な製品とソリューションをお客様に提供しています。これにより、前例のないレベルのパフォーマンスと効率を実現するだけでなく、ビジネスの競争力を維持するために必要な俊敏性も提供します。 。 」

EMC は、アプリケーションのパフォーマンス、ストレージ効率、データ保護、データ可用性、使いやすさをターゲットとしたミッドレンジ VNX ユニファイド ストレージ システムの新しいセレクション、VNX5200、VNX5400、VNX5600、VNX5800、VNX7600、VNX8000、および VNX-F を発表しました。 新しい MCx ソフトウェアを通じて、新しい VNX はフラッシュのパワーを完全に解放し、アプリケーションとファイルのパフォーマンスを最大 4 倍高速化します。 EMC では、パートナーや顧客が EMC VNX の経験について語るビデオを多数ここで公開しています。

「ミッドレンジ市場はいくつかの深刻な課題に直面しています。その中には、信じられないほどの成長、管理の複雑さの増大、競争力を維持するためのプレッシャー、めったに増えない予算などが含まれます。」と IDC ストレージ担当リサーチ ディレクターの Ashish Nadkarni 氏は述べています。物理環境と仮想環境の両方で資産の価値が低下する可能性があるため、計画の一部としてフラッシュ テクノロジを導入する方がよいでしょう。 EMCは、ストレージ市場での実績を維持しつつ、ミッドレンジ ストレージの顧客がアレイ内のフラッシュを最大限に活用する方法に根本的な変化をもたらす新しいストレージ プラットフォームを提供しました。これには、まったく新しいレベルの価格とパフォーマンスが組み合わされています。ミッドレンジストレージ市場はこれまでに見たことのないものです。」

新しいフラッシュ専用 VNX 構成 (VNX-F) も、長期間にわたってより低い遅延でより高いパフォーマンスを要求する環境で利用できるようになりました。 VNX-F は、VNX のすべてのディスク バージョンまたはハイブリッド バージョンと比較して、低い遅延で一貫した高いパフォーマンスを提供します。 新しい EMC XtremSW Cache 2.0 ソフトウェアは、新しい VNX シリーズを含む EMC アレイとのより緊密な統合を提供し、遅延をさらに 65% 削減します。

EMC は、ViPR Software-Defined Storage Platform が今月後半に一般提供される予定であると発表しました。 ViPR には、ViPR Controller と ViPR Object Data Services の両方が含まれる予定です。 ViPR Object Data Services を使用すると、顧客はオブジェクトをファイルとして表示できるため、現在のオブジェクト ストレージ モデルに特有の遅延のないファイル アクセス パフォーマンスが実現します。 ViPR がサポートするストレージには、新しい EMC VNX ユニファイド ストレージ プラットフォームに加え、既存の EMC VNX、EMC VMAX、EMC VPLEX、EMC Isilon、EMC RecoverPoint、および NetApp ストレージを含むサードパーティ製アレイが含まれます。 ViPR は、カスタム環境を作成するために何千人もの技術専門家を雇う必要がなく、Web スケールのデータ センターを構築するための基盤を提供します。

「Cisco と EMC は緊密に提携して、お客様のクラウドへの移行を加速するための 3 つのパスを提供しています。カスタム設計のインフラストラクチャ、EMC VSPEX 実証済みインフラストラクチャによる検証済みのリファレンス アーキテクチャ、VCE Vblock システムによる事前統合コンバージド インフラストラクチャです。」と Satinder Sethi 氏は述べています。 , シスコのデータセンター グループ担当副社長。 「過去 1 年間、EMC および VCE の製品と統合された Cisco ソリューションは、顧客やパートナーの間で大きな勢いを生み出してきました。現在、Cisco と EMC は世界中に数百の共同チャネル パートナーと数千の共同顧客を抱えています。Cisco と EMC は協力して計画を立てています。 「当社は、相互のチャネル パートナーと協力してこの成功を加速します。また、EMC の次世代 VNX テクノロジーがシスコのユニファイド コンピューティングおよびユニファイド ファブリック ソリューションを補完し、お客様が既存のインフラストラクチャを最大限に活用し、クラウド導入をさらに簡素化できるよう支援すると信じています。」